ドクダミの白い花が庭の隅で、にぎやかである まあ、繁殖力旺盛な草だし、子供の頃は薬草として 母に採りに行ってこいと言われて、臭い匂いの草を 我慢して採ったりした 濡らした紙でつつんで火であぶり、柔らかくなった葉を 手でもんで柔らかくして、おできの上に貼って貰った 不思議とおできの頭の皮が柔らかくなり、 穴が開いて中の膿が綺麗に取れたものだ 友達の中には、お茶にして呑まされたり、お風呂に葉を入れられたりした者がいたが 幸い?私はその経験はない ^^ いまは、たくさんの薬があり、もうそうしてドクダミを利用することは 無くなったけれど、根絶やしにする気にならないのは 子供の頃にそうしてお世話になった草だからかもしれない
そんな思いで、十字架の様に見える白い花を見ていたら 五つの花びらがある物を見つけた
「白い花びらは本当は花びらでは無くって 正式には(総包片)というもので、花そのものは真ん中にたっている小さなうす黄色のものだという」でも、ここでは、花びらと書いておく
ドクダミの花ビラが少しずれたりしていて、十文字に綺麗になっているものは少なく まして、このように五枚の花びらが、綺麗な花姿のものは初めて見た あたりを見回すと、他にも五枚の花が見つかった
こんな風にして、花はその姿を変えていくのだろうか? |